2004.05

パトリシアの自作PCへの道1

それは一本のmailからはじまった…。
日々だるだると働き、日々だるだると遊ぶ國王の元にパトリシア(母・恐らくデストロンに勤務する科学者)から「GWにパソコンを自作したいから、手伝ってくれ」なる怪mailが来たのだ!!
念のために注釈を付けておくが、
パトリシアは最近PCが好きになっただけのタダのシロウトである。
更に國王も明言しているとおり、タダのシロウトである。
そんなシロウトが二人で何をしようと言うのか…。
おまけに付け加えるならば、パトリシアは大層短気なので、
10分以上デパートで買い物が出来ない。飯も早食いだ!!
そんな人がPCのパーツなぞ買いに行くだろうか…(否行かない)
大体、この間、STUDIOMXとゆー玄人向けのソフトを買って研究しろと言ってきたばっかりじゃないか!!ほとんどさわってないぞ!!

ごねる我が輩の前で、
パトリシアはきらーんと目を光らせた。
「浅井くんに手伝って貰おう!!出来るはず!!」

………確かに出来るけど。

浅井博士の質問掲示板に手伝えとの旨を書き込むパトリシア。
うかつにも了承してしまう浅井博士。
何故か見たいといいだすシータ君。

みんな安易にモノを考えすぎだ!!パトリシアの無計画さを知らなすぎだ!!
まったくよう!!!( ̄д ̄)


【パトリシアの野望・黎明編】

母、パトリシア(日本人。パトリシアは謎のニックネーム)が自作PCを作りたいとのことなので、浅井博士に協力を仰いで、作ることに。 まず、これが大切であるよ、と目的などを聞いてみた。

【目的】→ない
【何故作るか】→面白そうだから
【パーツはどうするのか】→買ってきてくれるんでしょ
【どこで売っているのか?】→知らないから聞いてるじゃん


……浅井博士と二人で買い物に出かけた。 エイデンのPCショップ、コンプマートへ向かう。目的がないといけないので、一先ず、安く作るをテーマにしてみる。アクセスなどをやりたいらしいのでOSはXP。


【買い物の結果】

CPU:AMD=AthlonXP2400+ \8600
マザーボード:AOPEN=AK79D-400VN \9240
メモリ:CFD=DDR266-512M \11000(パルク品)
ハードディスク:日立=HDS722580VLAT20 \7959
CD/DVDドライブ:東芝=SD-R5112/NERO \7980(パルク品)
サウンドカード:クリエイティブ=SB4.1D \2079
ケース
:テック=SK002BL \6279 OS:Win xp h.e \15540
ビデオカード:アスク=AK79D-400VN \7329
切替器
 玄人志向=KVMPS2S \3129 合計:¥79135 と、買ってみたなり。

(このページの下に写真有。重いので最後になっているのだ)
ディスプレイとマウス・キーボードは現在あるPCと共有なので、切り替えも購入。 (ちなみにディスプレイはブラウン管だと、4000円くらい。でもブラウン管は嫌だよ)

註:パルク品はあまったやつらしい。ちゃんとした包装でないが、安い。

【COMPMARTでお買い物】
まず、「コンプマートDOS/V工房お見積書」というのがあって、使いやすい。これにチェックをしていくのだ!

(あと、
組み立てもしてくれるらしい。マザーボード取り付け3000円、組み立てのみ、BIOS認識まで5000円、OSを入れてドライバセットして稼動状態まで13000円。また、すでにOSなしで組み立て済みのものもあり、4万〜6万で売っていた。今回は、組み立ててみよう!が第一義なので、頼まなかったが、これはもしかして普通に買うよりも安いんじゃ…。多少怪しいですが。特にディスプレイやキーボードがあるのなら、本体だけ買い替えが良さそうですな)

特に、開店したばかりとあって、雰囲気が良かったなり。



≪買うものとしては、上にも書いたとおり》
1.ケース
2.CPU(CPUクーラーもセット)
3.マザーボード(LANボード・IDEケーブル付き)
4.メモリ
5.ハードディスク
6.CD/DVDドライブ(FDDはお好みで)
7.ビデオカード(画像の認識をするらしい)
8.サウンドカード(音の認識をするらしい)
9.OS
(つまりはWinのXPなど)
てなところですな。


OSはmeや2000も売ってましたぞい。
(←何故?しかもXpも含めて値段が明記されておらず、店員にお聞きくださいになっていた。ハードを買う人にしか売ってくれないらしいし。疑惑は深まるばかり…)

あと、お互いに規格がはまるかどうかがあるので、それは確かめねばなりません。 最初、真っ赤なケースが面白いと思ったのだが、マザーボードが小さいサイズでないと無理とのことで断念。

また、CPUも7000円台の安いものもあったが、安いものだと対応するマザーボードが高くつくので、そちらも断念。

トータルで見なけりゃいけませんな。 買い物自体は小一時間で終了。(あまり悩まない國王)ただし、その後が大変なのにゃ!!


【パトリシアの野望・裸唖麺編】


ラーメンを食べている最中に、XPの認識に一旦ネットにつなげないといけないのではないかという話が展開される。
そう。パトリシア様はいまだにダイヤルアップ接続なのだ!!…モデムいるよ。まあ、それは一先ずおいておいて、帰宅してから組み立てにとりかかる。


【組み立ててみよう】

1.ケースをあける
2.色々なパーツを組み込む。
マザーボードハードディスクCD/DVDドライブ
    CPUとCPUクーラー

    メモリ
ビデオカードサウンドボードを組み込む

3.色々とケースの中のケーブルをつなぐ
4.本体が組あがったところで、ディスプレイなどをつなぐ
5.OSのインストールなど


大まかな流れとしてはこんな感じなのだが、家に帰ったら、まず撮ろうと思っていたデジカメ(パトリシア所蔵)の電池がない…。
電池が届いたら、次にはドライバー(パトリシア所蔵)がない…。それぐらい用意して欲しいのにゃ!!


(註:しかし、後々にサイトを見ていて、マザーボード・ハードディスク・CPU・ビデオカード・メモリを組み込んだ段階で、コードをつなぎ、きちんと動作するかどうかディスプレイで確認するという技があることを発見。この方が初期不良には気づきやすいでごじゃる)


【作成のハジマリ】


1.ケースをあける

まずはケースを開けよう。本体向かって左側の側面だ!大体、2つくらいの螺子によってとまっている。向かって右側を下にして寝かせてから外そう。(なお、我々の買ったケースは早速難航。

「本パソコンケースに予め装着されておりますセカンドfanに一部不具合が発生いたしました。ご購入いただいたパソコンケースも同様な不具合が発生している可能性がございますので、誠に恐れ入りますが、別途同梱されておりますセカンドFANを装着してからご使用いただけますよう宜しくお願い申し上げます」

という素敵な紙とともにもうひとつファンが入っていた。おいおい、いきなりファンの取替えかよ…。でもひとつ余分にファン貰っちゃったv動かないけどね)


2.マザーボードを組み込む


外したら、マザーボードを組み込む。

セオリーどおり、四隅からゆるゆると留めていくのだ!!(これはカラーボックスや犬小屋を作るときと同じにゃ!!それぞれを少しずつ留めること)この時に注意しなければならないのが、螺子と後部パネルである。まず、螺子は何種類かあることが多いので間違えないように最初に分けてしまおう。我が家では小皿に入れてみた!!(ちなみに螺子の種類は、3種あった。六角ネジ=頭は六角+リングでネジ山の間隔が広い、バインドネジ=頭は丸く、ネジ山広い、ラウンドヘッドワッシャーネジ=ネジ頭は丸+リングでネジ山は狭い)

後部パネルとは、ようはパラレルボードやコネクタのある場所である。
マザーボードとケースを違うメーカーで買った場合には、ケースの穴とマザーボードのコネクタの位置が合わないことが多い。この時に、ケースについている板の穴(仮にふさがっている)を捻じ切ったり(ラジペンで簡単に出来る。我輩は手で切った)マザーボード付属の板に取り替える必要がある。(つまりは、コネクタなどの頭を出しておいてやらないと、キーボードやマウスを繋ぐ場所がなくなっちゃうのだ!!ディスプレイもここから繋ぐぞ)写真有


3.ハードディスクを組み込む


ハードディスクを組み込む前に、ケースの側面向かって右側(まだ外していない方)を外す。
ハードディスクやCDドライブは両側から固定しなければならないので、必ず外す!!

ケースを外したら、前面の下の方に固定しよう。この時、固定する場所は4箇所くらいあるので、適当に好きな所を選びたまえ。また、飛び出す形で固定することになるが、とにかくがっちりと動かないようにすることを最優先すること。写真有

ハードディスクをセットする前にやっておくことがもうひとつある。

ジャンパーの設定である。ジャンパーとは、簡単にいうと、ハードディスクの後部にあるトゲトゲのこと。ハードディスクやドライブはIDE機器に繋ぐのだが、IDE機器は通常2つあり、さらにその1つずつに2つセットすることができる。

優先順位は1つめのマスター→2つ目のマスター→1つ目のスレイブ→2つ目のスレイブである。大体1つめのマスターにハードディスク、2つめのマスターにCD/DVDドライブをセットすることが多い。そして第二のハードディスクを追加する時は1つめのスレイブにセットするのだ!!
(浅井博士談。ちなみに、2つめのスレイブはマスターがCDドライブの時にDVDドライブを入れたりするらしい。尚、この1つめ、2つめをプライマリ・セカンダリということもあるが、プライマリは1番目・セカンダリは2番目の意味)

このIDE機器のどこに繋ぐかによってジャンパーの設定が違うのだ。この設定はハードディスク本体にシールで貼ってあり、また最初から作る場合は大体変えなくてもよいらしい。

写真資料1

1:買ってきたものの全体像
(右端がケース)
2:サウンドカード(左) 
切り替え器(右)
3:Win Xp(上)
 マザーボード(下)
4:CPU  
5:ムギムギ
6:マザーボードをケースに固定しただけのところ。
寝かせている立てると写真上がPCの前面にあたる)
7:立てたところ。
裏面ははずしてある。ハードを組み込んだ。
(写真真ん中に飛び出ているのがハード。宙に浮いている)
8:ハードを近くで撮ったもの。
(斜め。右下が下になるように90度回転して想像のこと。)




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